SPに片桐仁

バレーボール延長のせいで、ずいぶんと待たされて、SPを見た。だって片桐仁が出るっていうから。眠くてしかたがなくったって、見ないわけにいかないじゃないさ。

で、SP。見ようと思いつつ、ずっと見逃していて今回が初見。随所にコネタが仕込んであるのは、まあいいんだけど、コネタがあまりにもあからさまなのは、私の好みじゃないなあというか、狙いすぎはどうにも苦手。

あと思ったのは、片桐仁を出してみました、っていう作品じゃなくて、片桐仁が出ちゃいましたー、みたいな作品をテレビで見たいなあ、っていうミーハー心。素材としての片桐仁がすばらしいのはわかるけど、これまで、調理人がみんなして敗北していってる感じがするのは、私が片桐仁を好きすぎるからかしら。なんつうんだろ、バナナはそのまんまがいちばんうまい、みたいな壁を越えてほしい。小林賢太郎以外の調理人によって、煮たり焼いたりして、生のバナナを越えてきて欲しい、っつうのは贅沢な望みかなあ。甘いかなあ。まあ甘いんだけど、片桐仁は甘やかしてなんぼだと思う。みんなにちやほやされて、照れながらおろおろする片桐仁に、小林賢太郎が厳しくダメ出しすればいいと思う。我ながら、好きすぎて、気持ち悪い。