テレビは狂気だという気づき

テレビをあんまり見なくなってしばらくたつ。

以前の私の生活で、テレビが点いてないのは、寝るときくらいだった。帰宅して最初に入れるスイッチはテレビか電灯かという生活。しかしいま考えるとそれは狂ってる。

毎週決まった時間に放送されるドラマを、毎週決まった時間にテレビを点けて、見る、というのは、よく考えたら、狂っている。毎週決まった時間に、決まった場所に座って、一心不乱に一点を見つめる姿は、狂気を醸し出す要素満点だ。

好きなドラマが終わって、「はやく来週になればいいのに!」というのだって、狂っている。願ったところで時間の流れがはやくなるわけがない。正常な判断ができなくなっている。

テレビは人を狂わせる。おそろしい。今も私の部屋の隅で狂気が点いてる。